ADHDの娘について先生に手紙を書いた
ここのところ娘の学校での行動について
悩んでいた母です。
悩んでいるのはもうずっとなんですけど
2年生が残すところ1か月になってちょっとした問題が起きています。
先生に「遅い!」と怒られる
ADHD傾向にある上の娘。
幼稚園の頃から落ち着きがなかったり支度が遅いなど先生に指摘されていました。
そして小学校に上がってからの事を心配していたのですが
何とか1年生は担任の先生と連携を取りながら過ごしてきました。
現在2年生で残すところ1か月という時期になりました。
担任の先生も1年間、試行錯誤しながら支援してくださいました。
娘に「今日学校どうだった?」と聞くと
「楽しかった!」という言葉が返ってきたのは今までの事。
ここ最近、「先生以外は楽しかった。」と言います。
先生以外って・・・先生に毎日何かされているのだろうか?と不安になりました。
「何で先生以外なの?」と聞いてみると
「最近先生に毎日、遅い!もっと早くして!と言われる
遅いのは自分でわかっているんだけど早く頑張っているつもりでも
先生の言うような『早く』の方法がわからない。
毎日、『遅い』と怒鳴られ、辛い、今日は泣きそうになった。」
そう娘が言うのです。
ADHDの特性の一つで
不注意優勢型と言うのがあります。
・何かやりかけでもそのままほったらかしにする
・集中しづらい、でも自分がやりたいことや
興味のあることに対しては集中しすぎて切り替えができない
・片づけや整理整頓が苦手
・注意が長続きせず、気が散りやすい
・話を聞いていないように見える
・忘れっぽく、物をなくしやすい
もう一つ
多動性-衝動性優勢型がありますが
こちらも娘には症状があります。
興奮してしまいよく私たちが言っているんですけど
「動きがうるさい。」(^^ゞ
娘はきっとこの2つの混合型なんだと思います。
ただ、学校生活で今特に困っているのが一番目に挙げた不注意優勢型なんです。
多動性-衝動性優勢型の特徴である
授業中に衝動が抑えられなくて立ち歩いてしまったり
教室から飛び出してしまうことはないんです。
不注意優勢型の場合は注意が長続きしないのですぐに他の事を考えてしまい
今やるべきことがどうしても疎かになってしまうんです。
傍から見ると「ボ~っとしてる、怠けてる。」と誤解されてしまうのです。
結果、娘の場合は時間内に授業の準備が終わらなかったり
課題への取り掛りが遅くなってしまうのです。
このことについて1年生の時にも問題とされていたので
2年生になった時に担任の先生にこういうことがあるとお手紙を書いたんです。
すると先生もよく気にかけてくださり
最初の頃はできたことに対して褒めてくれたり
支度の遅い娘を手伝ってくれていたのです。
ところがここ最近、先生の態度がちょっときつくなった?と
娘の話を聞いていて思うようになったんです。
もちろん今でも支援すべきところは面倒を見てくださってはいるのです。
ただ、やっぱりあまりにも周りの子たちと比べ
娘の出来なさ加減が半端ないんでしょうねぇ~(-_-;)
先生も人間なんだよな~と思ってしまいます。
他の児童の世話もしなければいけないし
時間に余裕がなければそりゃついつい娘に
「遅い!」「早くして!」と言ってしまうのでしょう。
でもねぇ~この言葉は禁句なのですよ😥
「早くして。」と言ったところでADHDの子の行動が早くなることはありません。
元々前頭葉にドーパミンが届きにくい障害なのです。
本人は頑張って早くしようとしているのになかなかできない。
周りから責められ続けると益々やる気を失い
「もう何をやっても怒られるんだからやっても無駄!や~めた。」
となってしまうのです。
先生の言動が原因で不登校になってしまうADHDの男の子を私は知っています。
娘がここのところ先生の言動について凹んでしまっているのに
母は気に病んでおります。
お手紙を書いた
この1年間、何度か先生にはお手紙や連絡帳に書いてやり取りをしてきました。
残り1か月。
今から先生に娘が困っていることを伝えてもどうせもう終わりなんだよな・・・
なんて思って娘に
「あと1か月だからあまり気にせず頑張って行ったら?」なんて話もしたのですが
考えてみたら1か月って結構長いですよ。
2年生を嫌な日々として終わらせるのはどうなんだろう?
親としては少しでも学校が居心地が良いところとして
娘には認識してもらえるようにしたいのです。
たかが1か月、されど1か月・・・・
やっぱり先生に言おう。
娘ともう一度話をしました。
「この間、あと1か月だから何とか頑張って行きなさいとは言ったけど
やっぱり○○ちゃんが少しでも学校で過ごしやすい方が良いと思うの
お母さん、先生にお話ししてみるけどどう思う?」
と聞いてみました。
すると最初は
「あと1か月だから何とかこのまま行く。」と娘が言いました。
「無理しなくて良いんだよ。」と再び言ってみると
「やっぱり先生に言って!」と娘が言ってきました。
やっぱりね・・・
一人では解決できず小さいながらに悩んでいるんですよ。
もう、可哀想で泣きたくなってくる母ですよ。(´;ω;`)ウゥゥ
よし!手紙を書こう。と決めました。
手紙って相手の顔が見えないじゃないですか。
主人も以前言っていたんですけど電話や直接会って話す時よりも
相手の気持ちが見えないまま一方的に話すことになってしまうので
時には不快な思いをさせてしまうことあるんです。
なので、なるべく自分の主張ばかりを並べるのではなく
相手の良いところをおだてつつ、自分の考えもしっかりと伝えることが
大切だなと思いながら書きました。
ひとまず、授業の準備が遅くなってしまい時間内にできないことについては
色々と先生も私も良い方法を考えてその度に試してはいるんですけど
なかなか思ったような効果が得られていないのが現実です。
今後、療育センターとも相談して3年生になってからも
良い方法を考えていきたいなとは思っているのです。
なので、残り1か月間は娘にとって居心地の良い学校ってことが
最優先なので担任の先生には
娘が困っている、辛い気持ちになっていることを伝え
「時間内に終わらなくても周りの子に迷惑が及ばない程度に
許容していただきたいです。」と書きました。
残り1か月の担任の先生に伝えられることはこれくらいのことしかないかな?
あと、最近家に持って帰ってくる課題が山程あるんです。
授業中に終わらなかった課題+いつもの宿題。
今までは頑張って母が一つ一つ見ていたんですけど
ここのところ母も娘もはっきり言って息切れ状態・・・(-_-;)
家で一通りやってくるものだから
先生もできると思って娘に終わっていない課題を家でやってくるように言うんですよね。
でもね、家で母と娘がどれだけ苦労して毎日
課題に追われているのか先生にはわかっていません。
そこも今回、書かせていただきました。
「母、娘、息切れしています。」と🤣
恐らく2年生の担任の先生にお手紙を書くのはこれが最後でしょう。
どうか、少しでも気持ちが届くと良いなぁと思っています。
また3年生になったらなったで新しい先生に思いを伝えなければなりません。
母は娘が笑顔で学校生活が送れるように
一緒にこれからも頑張ります(o^―^o)ニコ