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学校から泣いて帰ってくる

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いつも通りに学校に行きいつも通りの時間に帰ってきた上の娘・・・

と思ったら何だか様子がおかしいんです。

泣いて帰ってきた

発達障害が少しある上の娘です。

行動がゆっくりなところがあるのですが

夏休みが明けて学校に行き始めると少しずつ授業に集中して参加できることが

多くなり、身の回りの準備も先生が手伝わなくても終わる回数が増えたと

個人面談の時に先生が話してくれました。

本当にゆっくりだけれど確実に娘が成長していることに嬉しくなりました。

周りのお友達よりも遅れて行動することが多いけれど

何だかこのまま娘なりに高学年になっても順調に過ごせるんじゃないかと思ったのです。

個人面談以来、担任の先生と電話で話すこともなかったし

落ち着いているなぁ~と

母としては何となく安心していたのです。

ところがはやり・・・人生はそんなに甘くはない( ノД`)シクシク…

人生なんてちょっと大袈裟ですけど(;^ω^)

昨日、娘が泣いて帰ってきたのです。

小学校に上がって泣いて帰ってきたなんて初めてのことです。

これはただ事ではない!と母は焦りました。

できる限り母の気持ちを落ち着けながら娘が泣きじゃくっているのをなだめます。

さぁどうなる!?

先生はお話があるから

学校から家まではかなり近距離なので

学校を出る時に泣き始め、その気持ちをどこへぶつければ良いのかがわからず

とにかく家に帰ろうと思ったのでしょう。

家が一番の心のよりどころだと思ってくれたのはとても嬉しいです。

できる限り話を聞いてあげようと思う母なのでした。

激しく泣いているので私が

「どうしたの?学校でなにかあった?」と聞いても

なかなか言葉が詰まって出てこない娘。

「ゆっくりでいいよ、落ち着いて。」

娘から言葉が発せられるまでひたすら待ちます。

やっと少し落ち着いてきたでしょうか、娘が口を開き始めました。

どうやら隣のクラスの女の先生の態度がきっかけだったらしいのです。

隣のクラスの電気がまだ点いていると時々隣のクラスの先生が見回りに来るのだそうです。

すると娘がまだ残っていることに気づきました。

「○○先生(娘の担任)はお話があるから早く帰りなさい。」

と言って図工で余った材料を頭に乗せて帰ろうと思っていた娘を阻止し

無理矢理カバンの中に突っ込んだのだそうです。

こだわりの強い娘なので普通に考えれば「そんなこと?」と思うかもしれません。

しかしこの時、娘の中では自分の気持ちを無視して断りもなく

無理矢理カバンの中に仕舞われたのが嫌だったのです。

女の先生は娘を早く帰そうと手伝うつもりだっただけなのでしょう。

ロッカーから水筒を取ってきてランドセルに詰め、背負わせて

即座に教室のドアに向かわせ一緒に廊下に出てドアを閉めました。

実はこの時、娘にはまだやらなければならないことがありました。

前日、水筒と上着をロッカーに忘れてきていたのです。

忘れてくることはしょっちゅうなので最近は母もあまり気にしていないんです。

何も言わなくても次の日に2日分の水筒や忘れ物を持って帰ってくるのです。

ところが平均よりも背の高い女の先生の威圧感、(だったかどうかは知りませんが。)

行く道を阻止されドアまでの同線を無理矢理作って廊下に出されてしまったのです。

ここで娘が「まだ忘れ物がある。」と言えれば良いんですけど。

図工の余った材料事件でムッとしてからしゃべれなくなってしまったのでしょうね。

こういう時はいつも言いたいことが言えなくなってしまうんです。

廊下に出た後、「下駄箱まで一緒に行こう。」と先生は気にして

一緒に着いて行ってくれることになったのです。

ところが既に先生に対して拒否反応を示している娘。

「走って逃げて来た。」と下駄箱までまっしぐらに走って逃げてきたのだそうです。

帰ってきて話をよく聞いている中で娘が一番理解できなかったことが

「○○先生はお話があるから・・・」というのが何言ってんだか分らなかったと言います。

どうやら後で担任の先生に聞いたところ

「一人の保護者の方と下校後すぐに個人面談があったものですから。」ということなのでした。

それを女の先生は娘にわかりやすく

「先生、お話があるから。」と言ったつもりだったのでしょう。

あとで娘に個人面談があったことを話すと

「ああ、そういうことだったのか、お話があるって言うから何のことかわからなかったんだよ。」

そのことに対してももう少し丁寧に娘に説明してくれれば良かったんですけどね

(;´∀`)

余計に先生に対しての不満が募ってしまったのでしょう。

担任の先生に電話をする

娘の話を一通り聞き終わり

「じゃぁ今から先生に電話して帰りにあった出来事をお話しするね。」と娘に話すと

「話さなくていい!」と言うんです。

泣いてしまったことが恥ずかしいのだそうです。

「でもね、泣いて帰ってくると言うことは○○ちゃんが嫌な気持ちになったってことでしょ?

嫌なことに大きいも小さいもないんだよ、こういう気持ちを何度も落し殺していると

そのうち学校に行くのが楽しくなくなってしまうよ。」

もちろん私も世の中の一人の親です。

娘が不登校になるのはそれはイヤです。勝手な母の都合でもあるのは事実。(^▽^;)

でもそれ以上に今まで娘がお友達や担任の先生などに支えられ

まわりよりも少し行動がゆっくりだけれど何とか普通クラスに在籍させてもらい

学校が楽しいと言って毎日出かけて行っているのをやっぱり壊したくないのです。

嫌なことがあった時はできる限り速やかに連絡をし

少しでも取り除いて解決に向かわせることが大事だと思っています。

これは学校だけではなく娘が大人になって社会に出た時にも同じことが言えると思うんです。

娘が帰ってきて20分後ぐらいに担任の先生に電話をし、事実を伝えました。

どうやら帰りの教室内での一部始終を担任の先生も見て知っていたのだそうです。

きっと個人面談のための準備をしていたのでしょう。

そうか、なら話が早い。

「隣のクラスの○○先生にもお話しておきます、そして明日○○さん(娘)とも

よくお話させていただきます。」と言ってくださいました。

因みに隣のクラスの女の先生は娘が一年の時に児童専任と言って

困ったことなどの相談役としての先生だったのです。

何度か私も娘のことについてお話をさせてもらったことがありました。

決して話の分からない先生ではないのです。

子供の発達に関してよく勉強している感じの先生です。

できればそういう先生に娘の力になって欲しいのです。

なので、娘にはその先生を今後、丸ごと拒否してもらいたくない。

以前、娘の発達障害のことで色々と情報をかき集めていた頃

「周りの大人に相談して上手くいった。」と言うことを何度も経験し

自己肯定感を高めていけば高学年や大人になっても

ある程度のことは自信をもってやっていかれることを読んだことがあります。

担任の先生以外にも近くにいる先生に助けていただきたいのです。

どうか良い方向に行くと良いなぁ~と母は思うのでした。

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