家庭科の初めてソーイングお手伝い
6月~7月上旬まで週1回家庭科のソーイングをお手伝いしてきました。
5年生で家庭科の授業が始まり初めて縫い物をするのは
今も変わっていないのですね~。
自分が小学校5年生の時のことを懐かしく思いました。
家庭科のソーイングお手伝いの手紙
上の娘が幼稚園の頃はバザーの役員に立候補したりあれこれ活動したのですが
何だか責任が重いのが嫌だなぁ~なんて思って
いつの間にやら引き受けることをしなくなってしまった私。
地域の子育てサロンが月一回あるのですがそのスタッフが足りないから
やって欲しいと半ば強引にグループに入れられてしまったのですが
どうも人付き合いが上手くできないし
ボランティアができる程気持ちに余裕がなく現在も当番に誘われては断り・・・
の繰り返しをして何とか逃れています(^^;)
子育てサロン、自分の子供は面倒を見ることができても
他人の子はちょっと無理・・・やりたくないのです。
そして、今回学校から
『ソーイングボランティアのお願い。』と言う手紙が来ました。
5年生の家庭科で初めてのソーイングをするのに
子供たちのサポートをして欲しいとのことでした。
ボランティアかぁ~( ゚Д゚)
家庭科の先生は1人。
それを期間内に1クラス約30人×3クラスを教えなくてはならないのです。
家庭科の先生、荷が重いですな~。
私が小5の頃ってどうでしたっけ?
ひと学年4クラスだったのですが家庭科の先生はおらず
担任の先生がクラスごとに教えていたと思います。
男の先生であろうが女の先生だろうが裁縫ができようができまいが関係なく
必須だったんですね。
丁度あの頃、急激に子供が増えて5年生の1学期まで3クラスで2学期から
クラス替えで4クラスになったのです。
1学期は男の先生でどう見ても家庭科が得意には見えませんでした。
でも先生だから一生懸命教えてくれたんですね~。
玉止め、玉結び、並縫い
きっとお家で先生も練習してきたのかなぁ~なんて思いました。
今の小学校はと言うと地域によっても違うとは思うんですけど
調べてみるとやはり先生以外のお手伝いさんを募集するみたいです。
娘の学校の場合は保護者にボランティアを募集します。
「子供たちの傍で見守って安心してソーイングの授業ができるように。」
とのことらしいです。
さぁどうしましょう。
ここ数年、ずっと役員などを断り続けてきた私。
でもね、ソーイングは大好き。
家庭科の授業は正直嫌いだったんですけど(;^ω^)
手芸に目覚めたのは大人になってからなんです。
ソーイングなら少しは子供たちに教えられるかな。
でも、先程も言ったように自分の子供には
勉強やそれこそ編み物、縫い物は教えられるんですけど
他人の子供は扱い方がわからない。
娘のお友達の前に行くとどうやって接したらいいか
分からなくて緊張してしまうんです。
悩んだんですけどとりあえず申し込みをしてみますか。
何とかなるさ!なんて半ば勢いで参加することになりました。
家庭科ソーイングに行ってきました
「お子さんのクラス以外のボランティアも募集します。」
と書いてあったのですが他人の子への接し方に緊張してしまう私には
ハードルが高いので今回は娘のクラスだけ行くことにしました。
週1回の計4回だったのですが
第1回目は娘の個別級の見学で娘も母も家庭科の授業に参加できませんでした。
第2回目までドキドキです。
いつもそうなんですけど自分で申し込んだくせに
「あ~やっぱりやめておけばよかった~。」なんて思ってしまうんです(;´Д`)
でもとりあえず第2回目、行くだけ行ってみよう。
ってことで行ってきました。
とりあえず、私から子供たちに壁を作ってはいけない
積極的に話しかけなければと思いました。
「どう、できそう?」なんて色々な場所を回って声をかけ続けて行ったら
いつの間にか夢中になって子供たちに教えている自分がいるんです。
当たり前のように自分ができている玉止め、玉結びが
初めてのソーイングの子供たちにとっては少し難しい作業なのです。
それを一つ一つ丁寧に動作をやりながら説明していきます。
最初は難しくてできなかった男の子もいつの間にか玉止め、玉結びをマスターして
不安そうだった表情が自信の顔に変わっていくのが分かりました。
そうだよなぁ~私が一番不安だなんて思っていたけれど
初めてのソーイングする子供たちもわからないことだらけで不安なんですよね。
発達障害の娘はと言うと、ここのところ個別級の見学だったり
個別級に移籍するかどうかとか親も子も先生もバタバタとしている中での
家庭科の授業だったんです。
でもそんな時に娘のサポートで家庭科室にお邪魔することができたので
すごくタイミングが良かったなと思いました。
いつも行動がゆっくりなので家庭科の授業もさぞ進みが遅いんだろうなぁなんて思っていたんです。
何となく娘の進み具合をチェックしつつも付きっ切りでは良くないので
あえて他の子の面倒を見るために席から離れていたのですが
意外にも娘の要領が良いんです!!
しばらくして娘の席に帰ってきてみるとあら、他の子より進んでるじゃない!?
そうでした、我が子だったんです(* ´艸`)クスクス
どういうことかと言うと私が手芸が好きなように娘も手先が割と器用だったりするんです。
いつも出来ない出来ないと言われてしまう娘なんですけど
家庭科のソーイングはやり方を教えたらすぐに覚えて確実にできてしまったんです。
上の作品は初めての玉止め、玉結び、並縫いの練習でいちごを作りました。
ソーイング2回目
第1回をお休みしたので本当は第3回なのですが私が行ったのは2回目です。
先週、玉止め、玉結びを主に一緒に取り組みました。
何だか楽しかったんです。
自分が不安に思ってたことが嘘のように
夢中になって子供たちとソーイングの授業に取り組むことができて
もう吹っ飛びました(;^_^A
今回は前回に声をかけることができなかった子達にも積極的に関わろうと思って行きました。
ママとすごく仲良くさせてもらっていて時々飲みにも行くんですけど
その娘ちゃんにも「どう、Aちゃんできそう??」と声をかけてみたら
丁度、並縫いが終わって本返し縫いに取り掛かろうとしているところでした。
そうそう、今週はコースターを作りました。
因みに上の写真は娘のコースター(^^ゞ
コースターと言ってもあくまでも縫い方の練習なので1枚のフェルト生地を切って
並縫い、本返し縫い、半返し縫いをして模様を付けるような感じの仕上がりです。
Aちゃんは先生が用意した縫い方の動画を見ながら取り掛かろうとしていたのですが
正直よくわからないようでした。
そうなんです、動画を何度もしつこく見ればわかるかもしれないのですが
時間がかかってしまうんですよね。
隣で教えた方がよくわかるし、上達も早いと思うんです。
早速Aちゃんの横で本返し縫いをひと針ずつ丁寧に教えて行きました。
するとAちゃん、さすが飲み込みが早いです。
すぐに覚えました。
次は、男の子中心に回ってみました。
一人の男の子、K君もママと仲が良いのですがママがソーイングの授業を心配していたので
「お願いね。」と頼まれていたのでこの子には重点的に教えに行こうと思っていました。
確かに、少し手先の動きがゆっくりかもしれない。
でもゆっくりな分丁寧にできそうだなと思って何度も教えに行きました。
わからなくて嫌いになって欲しくなかったので常に遠目からも見ていました。
そして私、これは娘に対しての癖が出来上がってしまっているみたいなんですけど
出来ないことが出来た時にすごく大袈裟に褒めてしまうんです(^^;)
その男の子が最初の段階の玉止めがなかなか上手くできなくて
根気よくアドバイスしながら見守っていたのですが
ついにできた時に
「できた出来た!うまいじゃない!!」なんて褒めてしまったんです。
ちょっとうるさかったかしら(;^ω^)
苦手なことが出来るようになって少しでも自信を持って欲しかったんです。
娘が発達障害で、みんなから遅れてしまうことが多く
高学年になるにつれ悲しい気持ちになることが増えてきて学校がつまらないと言うんです。
小学校に入学した頃からそういうことを意識しながら娘に接してきました。
他人の子だろうが自分の子だろうが
やはり出来るようになった時は私も素直に嬉しいんだなぁ~と気付きました。
しばらくして先程のAちゃんですが積極的に私のところまで質問をしにくるようになりました。
私を頼ってくれる。
すごく嬉しくなりました。
第2回目もあっという間の2時間でした。
ああ、楽しかった~(⌒∇⌒)
3回目、ラストです。
計4回のボランティアだったのでこの3回目が最後です。
そうそう、言い忘れていたんですけど
娘のクラスでソーイングボランティアの申し込みをしたのは
私1人だけだったのだそうです\(◎o◎)/!
あら~荷が重いわぁ~~。なんて最初は思っていたのですが
却って一人で気が楽だったりして。
最終回は『きのこ』です。
きのこのかさの部分を裏表付けてヘタを縫い合わせボタンを付けます。
ヘタには自分の名前やイニシャルなどを縫い取りして完成です。
これまた娘、時間内に完成させました。
ボタン付けも悩む子が多く、今回はAちゃんのお友達の女の子も一緒に私に聞きに来てくれました。
私を頼ってくれる、嬉しいです。(⌒∇⌒)
K君にはヘタの部分が少し小さく、後で名前の縫い取りの時にやりにくいから
もう少し大きくした方が良いよとアドバイスをしたところ
傍で見ていた先生も「確かに。」と納得していました(^^ゞ
いやぁ~今回も夢中になって子供たちとソーイングに取り組んで
またまたあっという間に2時間が終わってしまいました。
今日で終わりなんですね~。短い期間だったけれど何だか少し寂しい気持ち。
子供たちがみんな素直だったので私も楽しく交流することが出来ました。
思い切って行って良かった!!
先生からも「教えるのが上手でとても助かりました。」と褒められ
上機嫌で家路に着いた私なのでした(*ノωノ)
「9月にミシンの授業があるのでまたお手紙出します、ぜひよろしくお願いします。」
とのことです。
夏休み明けの練習
夏休み明けの最初の家庭科の授業では
先生が提案した中から選んで何か一つを完成させるそうです。
その設計図をこの間描いたそうです。
娘が、その通りに練習したいと言うのです。
と言うわけで家で私と予行練習です。
じゃじゃ~ん。
これは何でしょう。猫ちゃんです。
コースターなんですけど大分大きなコースターができました。
ボタンよりも下にコップを置くようにしたそうです。
まだまだ未熟ですがすごく楽しいらしいです。
やはり私の娘だわ(^^ゞ
こちらは実は言うと下の娘、6歳も挑戦しました。
これまた下の娘も手先が器用だったりします。
もちろん初めてなので縫い目はあっちこっち向いてしまっていますが
針を通して抜くという作業が結構上手いんです。
玉止め玉結びは少し難しかったので私がやりましたが
ボタン付けは上手に穴に通していました。
完成したコースターと一緒に2人揃ってパシャリ!!
良くできました~。(⌒∇⌒)
余談ですが、私も同じものを縫ってみました。
ドヤ顔(*`艸´)ウシシシ
私も楽しみながら娘の設計図どおりに作成できました。
ところで、このフェルト生地なんですが今まで写真に出てきたものは
全て同じところで買ったフェルトセットなんです。
15センチ×15センチの40枚入り
めちゃくちゃ安いので日本製のフェルト生地から比べると
薄いしゴワゴワとしているんですけど
趣味で使うのに薄いのが欲しかったので丁度良かったんです。
まさか娘が学校で使うことになるとは買った当時は思っていなかったです。
同じ色でも微妙に違う色が何枚も入っていてかなりお得です。
薄いから針が通りやすいので子供が初めてのソーイングにぴったりだなと思いました。
失敗しても沢山あるから便利です。