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娘、発達障害と偏食の関係(小学校1年)

2021年2月28日

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発達障害の傾向、グレーゾーンという領域に入るのであろう娘の偏食について

あかちゃんから幼児期までのことを書いてきました。

そして今現在、小1になって1年が過ぎようとしている娘の様子をお伝えしたいと思います。

年長の頃から

幼児期の記事の最後の部分で

幼稚園の年長の頃から発達障害の傾向にあることに気づき始めたことを書きました。

集団で何か活動を始める時お部屋からいなくなって下駄箱の前で一人遊んでいたり

お支度をしなければいけないのになかなか切り替えが出来ず帰りに迎えに行っても

一人着替えが終わらず帰れる状態になかったりすることがあり

とにかく普通と呼ばれる周りの子たちと何かが違ったのです。

そして、もう一つ悩みがあったのですが

あかちゃんの頃から偏食だった娘は幼稚園に入っても一向に

食べられる食材が増えて行かなかったのです。

入園前に子育て支援の方から

「集団生活が始まれば周りのお友達につられて段々と食べるようになるわよ。」と言われていたので

それをすごく期待していたのですが

卒園するまでに食べられるようになった食材はほとんどなかったのです。

年中、年長になるにつれ周りのお友達を意識するようになり

負けず嫌いが功を奏して食べるようになる子もいるようですが

娘の場合はとにかく自分のペースで常に動くことが多かった為

他人が何をしていようが焦ったり急いで行動をしようなんてことはしないのです。

メニューが少ない、そして面倒くさい。

幼稚園を卒園し小学校に入学してから約1年が経とうとしています。

現在、娘の夜ご飯のメニューは

ほぼ毎日「ごはん、納豆、フライドポテト、煮干し」です。

親や妹が食べているものは一切食べずいつもこのメニューです。

たまに鮭を焼いた時には「鮭ごはんとポテト」

唐揚げを揚げた時は「ごはん、唐揚げ、ポテト」と

まぁこの中でのメニューをグルグルと回していっている状態です。

栄養的には何となく採れているのかな?と思うので最近は

まぁいいか・・・と思っています。

しかし毎日別メニューを用意しなくてはいけない手間があるので

本当は同じメニューを食べてほしいです。

例えばちょっと面倒くさいものの中ではチャーハンやオムライスを作った時

大体は冷凍ご飯を使うのですが冷凍ご飯って電子レンジで解凍した白いご飯をそのまま食べるのって

どうも変な臭いがするのとふんわりと解凍できなくておいしくないんです。

娘も冷凍ご飯を解凍したご飯はおいしくなくて食べてくれないのです。

その為に娘の分だけ別で炊飯器で炊かなくてはいけないんですけど

これが地味に面倒くさくて・・・

以前は1合だけ炊いていたのですがもう最近では2分でできるレンジでチンご飯を使ってしまっています。

これ、1食分だけ食べたい時に便利ですね。

最近は娘の納豆ご飯の為にチンご飯を大量に買い置きをしています。

しかも「サトウのごはん小盛り」が一番お気に入りです。

150gなので娘の1食分にぴったりです。

発達障害と偏食

年長の頃に発達障害の傾向があることに気付いてから

色々な情報をかき集めている時に発達障害と偏食の関係の記事を見付けたのです。

それ以前は「何故うちの子はこんなに食べる食材が少ないのだろう?」と悩んでいました。

その記事を読んでもしかするとうちの娘も発達障害との関係があるのではないかと言うことに気付きました。

発達障害の子に偏食が多いのはまず1つは

「感覚過敏」が上げられるそうです。

例えば

・口の中にコロッケを入れた時にトゲトゲする感じがする。

・噛む時に変な音がして気持ちが悪くなる。

・変なにおいがする。

などと普通の人よりも敏感に反応してしまうのです。

そして2つ目に

「想像の特異性」だそうです。

・初めて見る食材は怖くて食べられない。

・見た目が変だと思うものは食べられない。

などとこだわりが強過ぎるようです。

うちの娘に「何で食べられないものが多いのだと思う?」と聞いてみたことがあります。

すると「初めて見た時に頑張って一口食べようと思うんだけどどうしても勇気が出なくて

怖くなってしまうの。」と話しました。

どうやら感覚過敏の方の食感が嫌だと言うことはないらしく

見た目の問題の方が強いみたいです。

この想像の特異性の方はよく言う「食べず嫌い。」なのでしょうけど

それがわがままだと誤解されてしまうことが多いようです。

そこには昆虫食について書かれていました。

昆虫食の苦手な人に何が苦手なのか聞いてみると

「見た目とかとにかく生理的に受け付けない。」のだそうです。

確かにそうかも・・・

私も昆虫食は気持ちが悪くて口に入れるのが怖くて食べる事が出来ないです。

それと一緒で初めて食べる食材は怖くて生理的に受け付けないのです。

個人個人好き嫌いはあると思いますが発達障害の子は特に強く出る傾向にあるのです。

娘が何故偏食なのか、何が原因なのかよくわからないところがありましたが

理由の一つがやっとわかりました。

カレーを克服

1年生も残すところ1か月半になりました。

つい先日のこと「今日、カレー食べる!」と突然言い出しました。

夜ご飯にカレーを作ったのですが

いつもなら私たちがカレーを食べていても変わらず

「ごはん、納豆、フライドポテト、煮干し」だったのですが

その日は一緒にカレーを食べると言うのです。

過去にも食べてみたいと言って与えた食材があったのですが

一口食べて「やっぱり嫌だ!」と無駄にされたので

今回もそんな感じだろうと思い

ご飯もカレーもかなり少なめによそいました。

そうしたら残さずに全部食べ切ったのです。

もう「やったぁー!」ですよね。

この感覚、すごく久しぶりでした。

何故、突然カレーを食べたのかと言うと

どうやら給食で何度も出るカレーを最初はひと舐めし次の時にはひとさじ食べ

いつの間にか半分食べられるようになったのだそうです。

もう大進歩ですね!

やはりひと舐め

カレーが徐々に食べられるようになってわかってきたことは

幼稚園で勧められてきた「一口チャレンジ」は大切なんだなと思いました。

うちの娘の場合トイレの流れる音が未だに苦手と言う聴覚過敏が少しあります。

しかし食事をする時に食感やにおいや音が嫌だとは言ったことがないので

恐らく初めて口にするものに恐怖を感じるのがほとんどだと思います。

と言うわけで今までどうせ食べないだろうと諦めてしてこなかった

新しい食材を「ひと舐め」することを進めて行きたいです。

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