『宿題なんかこわくない』の本。久々に図書館へ
雨が上がり今日は過ごしやすい陽気になっています。
軽く上着が必要かな?というくらいの気温です。
今日は久しぶりに図書館へ予約していた本を借りに行ってきました。
散歩がてら
昨日までの雨が上がりまだ少しひんやりとした空気でしたが
お昼頃になると少し気温が高くなってきました。
徒歩15分~20分ぐらいのところにある図書館に
ゆっくりと散歩がてら行ってきました。
上り下りの激しい道なので適度に疲れます。
でもたまには歩くのって気持ちがいい~~!!
最近、外出する場所と言ったら近くのスーパーだけなので
私にとっては図書館へ行くことがすごく楽しみなのです。
日差しが強くなかったのですごく歩きやすかったです。
ウォーキングアプリ『ピクミンブルーム』を起動させ
途中、お花を撒きつつピクミンが拾ってくる果物などを回収したりと
時々立ち止まりながら楽しく散歩をしてきました。
宿題なんかこわくない
今日の図書館の目的は予約していた本を受け取りに行くことでした。
『宿題なんかこわくない』という本です。
上の娘が3年生になり2日目の宿題の量が多くて
やってもやっても終わらないのです。
しまいには「もうやだ~。」と言って泣き出してしまったのです。
すぐに担任の先生に電話をし
娘が宿題を全部やり遂げることができない日もあるかもしれないとお話をしました。
しかし、今後の宿題についてどう取り組めばいいのかな?と
私自身悩んでいました。
色々と調べていたところふとこの『宿題なんかこわくない』の本に目が留まったんです。
発達障害の学習支援としてのことが書いてあります。
ああ、この本読んでみたい!って思いました。
早速、ネットショップで買おうかな?と探したのですが
う~んちょっと値段が高いな・・・
買ってしまって参考にならなかったら勿体ないしなぁ~と迷いました。
試しに横浜市立図書館に置いてないだろうかと思って調べてみたんです。
すると、なんとあるではありませんか😁
運が良いことに予約順番待ちもありません。
他の地域の図書館に1冊あるとのこと。
予約をすれば数日で私が行っている図書館に移動させてくれるシステムがあります。
そして昨日、「ご予約いただいた資料の用意ができました。」とのメールがきたので
早速、取りに行ってきたのです。
帰ってきて一気に最後まで読みました。
へぇ~なるほど~。
へぇ~なるほど~・・・・
それだけかい!(^^;
読書感想文が苦手な私です、はい😅
でもこれを読んで、娘の宿題を毎日完璧に仕上げさせるのをやめました。
この間も書きましたが
発達障害の娘は極端に集中力が短いんです。
何度も同じことを練習させる漢字の宿題はとても嫌がります。
果たして娘にとってこの宿題が合っているのか?
ただ毎日出されるから私も娘に一生懸命仕上げさせようとしていました。
毎日学校に行って集団にいるだけでもドッと疲れが出るのに
やっと解放されたと思った家でも更なる課題に取り組まなければならないのです。
娘にとって家はホッとできる場所、楽しい場所にしてあげたいなと思うのです。
みんなそれぞれ成長のスピードが違うわけだし
苦手なところも得意なこともあって当然です。
それなのに全員同じ宿題に取り組んで果たしてこれで理解ができるようになるのでしょうか。
少なくとも娘にとってはこの毎日長い時間をかけて取り組まなければいけない宿題は
苦痛でしかない気がします。
もちろん、宿題があったから理解できたことだってあります。
なので宿題はできるところまで。
それと、発達に凸凹がある子は今は周りの同じ年の子と同じ課題ができなくても
成長するにつれできるようになることが必ず増えていくのだそうです。
その時になったら学べば良いとをこの本は教えてくれています。
正直言って母もこの先ずっとこうなのかしら?と悩むことが沢山あります。
でもどうだろう?私が大人になって子供の頃を思い出すと当てはまることがあるんです。
確かに私も子供の頃は勉強が大っ嫌いでした。
だって、先生が言っていることわからないんですもの(;’∀’)
こうしてわが娘の時代になって少しずつ支援が進んでいっているように
私も子供の頃にもっと支援してくれていたら
生き辛さが軽減されてたんじゃないかなって思うんです。
学ぶことに興味を持ち始めたのが18歳ぐらいだったんです。
そう、私が勉強に対してやっと少しずつやり方とか興味を持てるようになったのが
そのくらいの年齢なのです。
わたし、娘の発達障害のことで悩んで色々調べたり相談に行ったりとしていますけど
実は私が子供の頃『発達障害』なんて言葉はなかったので
ただ、ただ、生きづらくて自分を否定して勉強ができないことに
劣等感を感じていました。
娘の特性について学んでいくうちに
あれ?なんだか私が子供だった頃に共通していることが沢山あるって気付いたんです。
私も年齢が上がった時にやっと周りの子たちの成長に追いついたんですね。
大人になって苦手だった漢字を勉強して理解できるようになり
44歳になった今、チンプンカンプンだった英語を学ぼうとしています。
よく発達障害は治らない。と言います。
根本から治すことは難しいのかもしれません。
でも成長していくにつれ発達の凸凹による『困り』が少しずつ解消されていくんだよ
ということを知りました。
娘が社会に出た時のことばかりを考えてしまいますが
必要なことは娘が今困っていることを少しでも解消してやれるように
考えていった方がいいのではないかと思いました。
この本には宿題に対してや学校での過ごし方など
参考になることが沢山書かれていました。
そうそう、今は廃止されてしまった『ゆとり教育』についても書かれています。
学力が低下したからという理由でなくしてしまったけれど
果たしてそれが本当に良かったのかな?なんて思いました。
学力も大切かもしれないけど基本は今その子たちが
生き生きと生活していかれることが大事なんじゃないかなと思います。