広告

発達障害グレーゾーンの娘が家庭学習を始めたきっかけ

広告

発達障害(ADHD)傾向にある娘が家庭学習をしている毎日のことを書きたいと思います。

娘の行動

幼稚園の頃から落ち着きがなくご飯を食べるにも数分と座っている事が出来なかったり

幼稚園の生活でもなかなか気持ちの切り替えができなくて同じ時間にお友達と行動が取れませんでした。

園長先生からも専門機関に相談に行ってみたらどうかと言われました。

お友達と普通に仲良く遊べる。

会話もきちんと出来るし、そんなに困った子なのだろうか?

グレーゾーン

ネットで色々と調べていたら出てきたのが

発達障害と言う言葉。

でも当てはまる部分もあるし、そんなに気にならないこともあるし障害なの?

何だかしっくりとこないのです。

色々な記事を読み進めて行った結果

どうやら娘の場合発達障害の傾向にあるグレーゾーンと言う領域に入るのだと言うことを知りました。

生活をしていて困難なことが沢山あるわけではないのです。

ただ周りの子と何かが違う。

園長先生に言われた専門機関を受診することですが

この程度だと素人判断でしかないですがきっと診断名は付かないんだろうな~と思いました。

学校の授業の心配

学校が始まったら落ち着いて席について先生の話が聞けるのだろうか?

立ち歩いてどこかへ行ってしまったり授業に興味が持てなくて

勉強のできない子になってしまうのではないだろうか。

できれば学校生活を楽しく過ごしてほしいなと思っていました。

ADHD(注意欠如・多動症)の子は予習が良い。

成績がめちゃくちゃ良い子じゃなくてもいいから

大人になって最低限の読み書きや計算が出来る人になってほしいなと思っていました。

もうとにかく沢山調べてやっと辿り着いたサイトがありました。

「ADHD(注意欠如・多動症)の子は復習ではなく予習をするのが良い。」と書いてあったのです。

ちょっと驚きました。

正直私は子供の頃勉強のできない子でした。

親もあまり子供の家庭学習に興味がなくしばらく放置され気付いた時には

同級生とかなりの差が付いていました。

そんな子が復習すらするわけもないしましてや予習なんて論外です。

なのでうちの娘に予習が出来るのか?と思いました。

段々と学年が上がっていくうちに授業内容が難しくなっていきます。

普通と呼ばれる子供でもつまづくことがあります。

ADHDの子は1度つまづいてしまうと注意散漫になりやすい傾向にあるので

わからないところをもう一度やり直そうとすることをしません。

授業を聞いていてもつまらなくなってしまい他のことを考えたり

酷くなると授業中に立ち歩き教室から出て行ってしまう可能性があります。

出来る限り「わからない」を減らすためにお家で予習をしておくのだそうです。

毎日短時間、コツコツと

家庭学習では長時間机に向かって取り組むことが苦手なので慣れないうちは5分でも10分でも良いのです。

ちりも積もれば・・・方式でとにかく毎日続けることが大事です。

1日だけで見れば大した進歩はなくても1か月、2か月と経っていくうちにかなり出来るようになってきます。

先取り学習

先程、ADHD傾向にある子たちは予習が大事と言いました。

うちの娘は先取り学習を進めています。

1年生の授業が始まる前、緊急事態宣言で休校になり親も子も不安になりました。

しかし娘にとって先取り学習の時間が沢山取れたのがすごくありがたかったです。

休校中にやったことは

ひらがな、カタカナ、足し算、引き算、時計、漢字と

1年生の授業で習うことの中で比較的つまずきやすい項目を重点的に家で学習しました。

先取り学習をしたおかげで緊急事態宣言が明け授業が始まった頃には

大体のことが理解できるようになっていました。

学校の授業はほどんどが復習の場になっていたのです。

「これ見たことある!」と言う状態なので少し忘れていたとしてもすぐにやり方を思い出せるのです。

結果、落ち着きのない娘が授業中、立ち歩くことは一度もなく先生の話もよく聞いているそうなのです。

先取り学習と言う方法が娘には合っていたので続いて

1年生の夏休みからは2年生の先取り学習をしています。

2年生の漢字160字を毎日練習することと、デシリットルやセンチメートルなど

大分難しくなってきた内容もよく理解するようになってきました。

親も子供と一緒に取り組む

娘は学校から帰ってきてまずおやつを食べながら大好きなタブレットで

ゲームや動画を見て過ごします。

15分から30分ぐらいそれをした後、私と一緒に宿題を始めます。

その後に今現在は2年生の漢字とメートル&センチメートル&ミリメートルの学習をしています。

この、「一緒に」が大事です。

一人でやると集中力が全くなくなり問題を解いている最中に他のことを始めてしまいます。

言葉は悪いけれど親としては見張りみたいなものですが

子供にとってはお母さんも一緒にやってくれている安心感があるようです。

一問できたごとに大袈裟なくらいに褒めます。

そうすると更にやる気スイッチが入り次の問題も集中して出来るようになります。

私は子供の頃勉強が出来なかったと言いましたが出来なかったというより

親があまり家庭学習を一緒にしてくれなかったのでやる機会がなかっただけなのです。

中学に入り親も焦ったのか一方的に「勉強しなさい!」と言うようになりました。

勉強をしろと言っても家庭学習の習慣がないのに何から始めるのかなんてわからないんです。

勉強をしてこなかったのでわからないで通過してしまった部分が今でもあります。

娘と問題を解きながら一緒にわからないところを考えながら進めて行っています。

おかげさまで最近ではデシリットルが今頃になって理解できるようになりました(笑)

その子に合った学習法

発達障害の中で娘が特に出ている症状のADHD(注意欠如・多動症)の家庭学習のことについて書きました。

娘の場合は先取り学習と言う予習をすることによって

学校の勉強が集中して楽しく受けられるようになっています。

その子によって症状も出ている程度もさまざまだと思いますので合った学習法を考えてみてください。

少しでもうちの娘のことを伝えてお役に立てたら良いなと思います。

広告