娘と母、ワーキングメモリが不足
最近、我が家での会話に『ワーキングメモリ』と言う言葉が
多く出てきます。
ワーキングメモリが足りない
そもそも『ワーキングメモリ』ってなに?と
つい最近になって知った私です(;’∀’)
上の娘が療育センターと特総センターに行って
初めて聞いた言葉なのです。
それまで知らなかったの?とちょっとお恥ずかしいのですが・・・(;^ω^)
娘がIQのテストをした結果、
「ワーキングメモリが平均より少ないです。」と言われたのです。
はて、なんのこっちゃ・・・😫
家に帰って主人に「ワーキングメモリが少ないってなに??」と聞き
そしてネットでも色々と調べてみてやっと理解しました('◇’)ゞ
ワーキングメモリは日常の行動や計画を立てている時などに
一時的に脳に記憶をさせておくことなのです。
脳のメモ帳とか心のメモ帳とも言われるみたいです。
ところがワーキングメモリが少ないと一度に色々なことを記憶し
同時に作業をこなすことができません。
療育センターの先生から娘への対応の仕方で言われたことなんですけど
「同時に指示を出すのはせいぜい2つまでにした方が良いでしょう。」とのことでした。
それ以上を一気に指示しても脳が一時的に記憶する機能が弱いので
覚えていられないのです。
学校で一斉の指示が娘に届かないのはこのワーキングメモリが少ないから
という部分もあるのです。
そして実はいつも娘のことばかり言っていますが私もワーキングメモリが少ないんです😅
子育てに苦戦?会話は遮るな
娘が生まれてからとても苦労してきたことがあります。
それは自分のペースで作業ができない。
まぁ世の中の子育てしている方々は少なくとも
そう感じたことはあると思うので
私だけが特別なわけではないんですけど。
ここ最近になって娘のおかげでワーキングメモリという言葉を知り
もしかして私もワーキングメモリが足りないのかしら?
と感じることがあります。
特にそう思う時間帯が夕方から夜にかけてなんです。
学校から帰ってきた娘の宿題&勉強から始まり
夜ご飯の支度、お風呂、明日のゴミ出し、寝る支度
などなど・・・やることは盛りだくさんです。
その作業を淡々とできていたのは娘が生まれる前の話。
今は2人の子育て真っ盛りです。
この慣れた毎日の作業に娘が入ってくるともう頭の中がごちゃごちゃになるんです。
「お母さん、トイレ。」
「お母さん、この袋あけて~。」
「お母さん、テレビのチャンネルかわらないんだけど~。」
「お母さん、パソコンのネット切れちゃった・・・」
「お母さん、水筒のお茶入れて~。」
「お母さん、お姉ちゃんが叩いた~。」
「お母さん、ペンのふた開かない。」
「おかあさ~ん!!!」
ΣΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
呼ばれる度に手がストップします。
娘の世話を終え台所に戻ってくると
あれ?何するんだったっけな~・・・
((;´∀`)
そして、家事と育児以外にもあります。
主人とリビングで座って会話をしている時。
頭の中で整理しながら主人に今日の出来事などを
一生懸命話している私なのですが
そんなことはお構いなしで隣から喋ってくる下の娘がいるんです。
すると私の思考は一時ストップします。
そして娘の話に耳を傾けある程度終わって
再び主人との話に戻ろうと思うと・・・
あれ?確か頭の中で沢山しゃべろうと思っていたことがあったはずなのに
全部忘れている・・・(・_・;)
主人によく「ワーキングメモリ鍛えろ!」と言われます(^^;
お願い、娘よ~会話を遮らないでくれ~(´;ω;`)ウッ…
暗算が苦手
6月の後半に入り3年生の娘は算数で『暗算』という授業を受けてきました。
うわぁ~私、暗算苦手です(母)
これがずっとコンプレックスと感じてきたことの一つなんです。
仕事をしていた頃、あちらこちらを転々としましたが
どの職場にいても必ずと言って良い程ついて回るのが暗算なんです。
簡単な計算がパッと出せないんです。
これがまた更に私を劣等感へと誘うわけですね(~_~;)
どうして私こんなにバカなのかしら・・・とね。
どうやら暗算と言うものは3つ以上の数字を
このワーキングメモリに記憶して出すものらしいんです。
私ね、暗算の他にも数字の記憶ができないってずっと思っているんです。
例えばネットショッピングやスーパーで買い物をしている時。
2つの似たような商品を見つけた時にどちらの方がお値段がお得なのかを調べるのに
そもそも暗算ができないので
便利な価格比較アプリってのを使っているんですけど
値段とかグラムとか個数とかを入力するのに数字を覚えていられないんです。
何回も何回も商品表示とアプリ入力画面を見比べて
やっと入力し終わるんです。これだけで何だか疲れてしまう・・・
そんな私が娘に暗算を教えろと・・・無理言わないで~!!🤣
まぁでも大人になり少しは鍛えられた部分もあるので
自分流にパッとこの問題を見て解けることは解けます。
ただ教えるとなると・・・。
はい、そして娘にこの学校の宿題を先程やらせてみたんですが
かなり苦戦しています。
昔そろばんを習っていた主人に教えてもらいながらも
やっと8問頑張りましたがやはり私と同じ、娘も暗算は苦手な部類らしいです。
やはりワーキングメモリを鍛えないといけません。
みんなで神経衰弱
娘と母、ワーキングメモリが元々少ないのは分かりました。
ただある程度、訓練すれば記憶ができるようになるのだそうです。
その中で家族で楽しみながら鍛えられる手軽なものが
『トランプで神経衰弱』なんです。
療育センターやあらゆる支援センターなどで
この神経衰弱を取り入れているらしいです。
まずお父さんが娘に神経衰弱のルール説明から入ります。
最初は簡単に8枚のカードで数字合わせをしていきます。
「8はもう一個どこにあったかな?」と話しながら
2人で楽しんでいました。
慣れてきたら少しずつ枚数を増やしていって今度は
母と下の娘も参戦です。
これ、本当に記憶力が必要なのですごく頭を使っている感じがしますね😀
娘と一緒にこれからも神経衰弱で鍛えていこうと思います!