療育センター初めて行く。
お正月気分も昨日までの帰省から自分の家に帰ってきて
すっかりと吹き飛びました。
我が家はまだ冬休みなのですがちょっとだけ起動し始めました。
上の娘の療育センターに行ってきました。
娘の特性をどうサポートするか
2年生の娘の為に10月中旬、療育センターを電話予約しました。
幼稚園の頃から集団行動が苦手だったり
感覚の過敏や運動機能など
他のお友達となにかがちょっと違ったのです。
ずっと療育センターに行くか行かないかを迷いながら
様子を見て過ごしてきたのですが
2年生になって学校生活にも慣れ
今度は高学年に向かって色々と考えて行かなければいけない時期に
ここのところ来てるなと感じていたのです。
そこで今後、娘がストレスを少しでも減らして学校や社会で過ごして行かれるには
どのように周りがサポートしていったらいいのか
そのヒントをもらいに療育センターを受診することにしました。
朝からバタバタ
10月に電話予約をして約3か月が経ちました。
年末に一度、来院日を決める為に電話がかかってきました。
最初の電話予約の時に
「大変混雑しているので約3か月ぐらいお待ちいただきます。」
と言われました。
予約をする前に周りでは「4か月から半年は待たされる。」なんて言われていたので
何気に早くに予約が取れたな、と思いました。
電話予約をしてから何だかあっという間に3か月が経ちました。
さて、本日。
何とか家族全員、体調を崩すことなく無事に行くことができました。
下の娘を連れて行くと落ち着いて話が出来ないと思ったので
今日は幼稚園の預かり保育を予約してお弁当を持って
14時半ぐらいまで預かってもらいました。
久しぶりのお弁当作り。
昨年、コロナで夏休み明けが臨時休園になりそのなくなった給食を
12月いっぱいのお弁当を持ってくる金曜日に割り当ててくれたおかげで
後半はほとんどお弁当を作る機会がなかったのです。
お弁当と言ってもそんなに気合を入れて作らないので
冷凍の唐揚げをチンしたりフライドポテトを揚げたり
ふりかけおにぎりだったりとかなり簡単な食材ばかりなので30分ぐらい早く起きて
サッサと作り終えました。
正規保育ではなく預かり保育に入れたのは今回が初めて。
少し心配でしたがどうやら優しい先生たちにお世話を沢山してもらったみたいで
帰ってきて「楽しかった!」と言っていました。
お弁当もきれいに完食です。良かった😁
さて話は朝に戻ります。
9時45分に上の娘、父、母の3人で出発します。
横浜市中部地域療育センター
京急線の南太田駅を下車しそこからシャトルバスで5~6分ぐらい?
徒歩で15分と書いてありましたが
ちょっと坂道なので小さい子は特にきついかもしれませんね。
ママもベビーカーを押すのが辛いかも(;’∀’)
なので無料シャトルバスを利用するのが一番便利です。
娘、電車やバスの中ではテンション上がりまくりです。
そうそう、最近わかったことなのですが
お出かけをする時、例えば旅行やじいじばあばの家に行く時
楽しいことが待っていたりこうして療育センターのように
初めて行く場所はきっと緊張しているのか
大体が落ち着きがなくなります。
それが嫌な方ではなく、はしゃいで動きが大きくなったり
おしゃべりになったりするんです。
後でそのことを先生に話したらやはり
「緊張しているのを身体を動かしてごまかしているのでしょうね。」と言っていました。
さて、『横浜市中部地域療育センター』に到着します。
入り口でスリッパに履き替えます。
もちろん子供用スリッパもありました。
1階はどうやらケアセンターのようでお年寄りが過ごしていました。
療育センター受付は2階です。
受付、問診
あらかじめ郵送されてきていた問診表を受付に提出します。
次に家族の体温を表に書き込みます。
その後、別室に移動しソーシャルワーカーさんとお話をします。
まずは娘に簡単な質問をしました。
「お名前は?何年生ですか?何年何組ですか?クラスは何クラスあるの?
何小学校ですか?担任の先生の名前は?」等など・・・
次に娘を待合室に移動させ親とソーシャルワーカーさんとお話をしました。
療育センターのことや今後の予定などを説明されました。
問診票を元にどういうことで困っているかなどのお話をします。
一通り話が終わると今度は
再び別室に移動し担当医師と面談をします。
同じように娘に名前や何年生かなどの質問をします。
その後また同じように娘を待合室に移動させ親と先生とお話をしました。
娘は待っている間に星のカービーのゲーム機を貸してもらい
遊んでいたみたいです。
作業療法と心理検査
今後の予定としてはまず2月に
作業療法士の方が感覚や運動機能などについて調べてくれることになりました。
次に3月、その作業療法の検査の結果を担当医師とお話しするそうです。
これはお話だけなので子供は来なくて良いと言われました。
その後、5月にWISC検査(心理検査)をします。
IQや特性などを調べ心理士が診断をするそうです。
因みによく聞くIQですが数値で言うと
115~80が平均的な人
そして80を下回ると知的に遅れが生じているのだそうです。
2年生の娘の学習で言うと九九を覚えたあたりで限界になるらしいです。
そして最終的に6月頃にIQの診断結果をもとに再び担当医師と面談をする
という流れです。
療育センターはとにかく混んでいて最初の予約に辿り着いたとしても
その後のこうした様々な検査の予約をまた取るのに時間がかかってしまいます。
ああ、6月か~。まだまだ先だなぁ(;’∀’)
大分先になってしまうので
まず今の段階で出来ることを担当の先生から伝えてもらいました。
簡易的にいくつか質問をされ特性のチェックをしてもらいます。
するとやはり「なかなかの点数でした。」との回答をいただきました😅
・感覚が過敏な特性
・気持ちの切り替えが苦手
・自分ルールに固執する傾向
やっぱり先生から診断してもらってもこのような結果になりますよね
何となく想像はしていました😆
家ではまぁ細かいことを言えば色々とあるとは思うけれど
これと言って困っていると言う程ではなく
問題は学校での過ごし方なのです。
そこで担当の先生が言うには
・あらかじめ予定を伝える
・話をする時は横から言うのではなく本人が聞く姿勢が整ってから
目を見て、短めに、簡潔にする。
こういう特性の子に多いのは話を長くしてしまったり
聞く姿勢じゃない時に遠くから言っても頭に入ってこない傾向にあるのだそうです。
このことに気を付けて過ごしてみてくださいとのことでした。
行って良かった
幼稚園の頃に「療育センターに行ったらどうか。」と言われてから
約3年が経ちました。
私自身、娘の特性を認めたくなかった時期がありました。
幼稚園の頃なんてましてや「みんなとそんなに何が違うの?」
「このまま成長を見守るだけではいけないの?」と思いました。
色々なことを調べたりもしました。
そして2年生に上がりこれからの学校生活のことを考えた時
療育センターの門を一度叩いてみようかなと思えたのです。
私は療育センターに行く時期が遅かったとは思っていません。
幼稚園で園長先生に初めて呼び出された時
どうしたらいいのか、頭の中が整理しきれずに
何度も涙を流したことがありました。
周りのお友達は当たり前のようにできることが娘にはできない?
ママ友に話をしても話は聞いてくれることはできても
共有することはできない淋しさみたいなものがありました。
これから娘が成長していく過程でどうやってサポートをしていくことができるか
療育センターの先生や学校と連携を取りながら
主人と娘と私、もちろん家族の妹も一緒に
考えて過ごして行かれたら良いなと思っています。