娘、「たんぽぽのちえ」を読む

2021年5月19日

今日もはっきりとしないお天気。

昨日は傘を持って行かなかった娘の為に学校までお迎えに行きました。

風が強いので下の娘が上手く傘を差せません。

仕方がないので片手で傘を差しながら片手で抱っこをします。

風が吹くたびにかさが飛んでいきそうになるし娘は重いし・・・

やはりレインコートを着せるべきでした。

そんな雨も朝には止み、家の横の通路に咲いていたたんぽぽのわた毛が徐々に乾いていき

再びふんわりとするのでした。

国語の教科書

娘が小学校に上がり国語の教科書を使うようになりました。

どんなことを勉強するのかな~と興味がありパラパラとめくってみます。

するとほとんどが見覚えのある絵やお話ばかり。

私が小学校1~2年生の頃に使っていた国語の教科書の内容とほとんど変わっていないのです。

え~と、かれこれもう30年以上昔の話。

娘が1年生の時に教科書のお話に出てくる

「はなのみち」というのの一番最後の部分で

「あたたかいかぜがふきはじめました ながいながいはなのいっぽんみちができました。」

という文章を私が教科書を見ずに娘の前で言うと

「え?何でお母さん知ってるの?」と言います。

この「はなのみち」というお話も私が小1だった頃の教科書に載っていたのです。

そして学年でこれを劇にして演じたんですよね。

はぁ~懐かしいなぁ。

因みに私の役は「風さん。」(笑)

風呂敷を持って道を通り抜けると言うだけの役。

そうそうそこであの「あたたかいかぜが・・・」のナレーションが入るのです。

それで、そこの部分だけよく覚えてたのですね。

30年以上も経っているのに未だに教材として使われているんですね~。

たんぽぽのちえ

昨日の娘の宿題。

「たんぽぽのちえ」の音読。

私、小学校の頃から授業中はいつもポカ~ンとしていたもので

あまり「たんぽぽのちえ」の話を知らなかったのですが

絵だけはすごく印象にあるのです。

と言うことはこれも私が2年生だった頃に教科書に載っていたってことですね。

今までは別のお話の音読だったのに

昨日から新しい題材になったので

「もうたんぽぽのちえを学校でやり始めたの?」と聞くと

「まだやってない。」と娘が言います。

どうやら始まる前に一度家で読んでくるようにと言うことだったのでしょう。

「じゃぁゆっくりと読んでみな。」と言い

いつもなら家の仕事をしながら耳だけを傾けているのですが

昨日は初めてと言うこともあり娘の横に座って一緒に文字を追いながら読ませました。

結構長い文章なのです。

途中息切れをしながらも頑張って最後まで読みました。

新しい漢字も沢山でてきます。

しかし、我が子ながらこんなによく上手に読めるものだなと感心してしまいました。

わからない漢字が一つもない。

やはり毎日の漢字の学習をしているのが成果として表れているようです。

私が小学校の頃は全部親は勉強に関してやりっぱなしだったので

こんなに当たり前のようにスラスラと読めなかったのです。

娘には私のように勉強は退屈なものにして欲しくなかったので

毎日、母と娘が一緒に勉強をやると言う方法は間違っていなかったんだなと

最近思うようになりました。

たんぽぽのちえの内容

私が小2の頃に「たんぽぽのちえ」を読んだ記憶が飛んでしまっているので

再び娘と読み進めながらどんなお話なのか途中止めて

娘と会話をしながら楽しく読みました。

・たんぽぽの花が咲き終わると一度茎が倒れて栄養を蓄え

再び起き上がってわた毛になるところ。

・雨に濡れると重みで飛んでいかないので乾くのをじっと待っているところ。

・らっかさんのようにと言うのがイメージできないので

下にらっかさんの絵が説明してあるところ。

そんな部分を娘と会話をしながら読み進めて行きました。

よく小さい頃から「絵本の読み聞かせをしましょう。」とあちらこちらで言われていたのですが

時間もないしどうせ娘は聞いていないし・・・なんてことで

あまり読んでこなかったのですが

こうやって国語の教科書を一緒に読んでみて

何だか娘と2人だけの楽しい時間を過ごすことができました。

家の通路にたんぽぽのわた毛を発見

我が家と隣の家の間に細い通路があります。

舗装されていないので春夏は草刈りをしないと随分高いところまで生い茂ってしまいます。

この間、草たちが大きくなり過ぎないうちに草むしりをしたのですが

どうしてもこのたんぽぽだけは抜くことができません。

そのままにしておいたらすごく立派なたんぽぽが咲きました。

そして昨日の夕方、雨が降った時に見付けたのですがびしょびしょに濡れたわた毛がありました。

「たんぽぽのちえ」に出てくるのと一緒で

濡れたわた毛は飛ぶことができないのできっとじっと雨が止むのを耐えているのでしょう。

そしてこの写真は先程、取ってきたものです。

雨が止んだので大分乾いてきました。

もう少ししめり気がなくなったらどこか遠くへ飛んでいくのかな~。

そうそう、この「しめり気」という言葉。

娘には初めての読み方だったのです。

1年生で習った読み方は「気持ちのき」だったので

それを「け」と読ませる。

また新しい読み方が出てきました。

こうやって少しずつ色々な言葉を覚えていくんですね。