療育手帳でお得にズーラシアに行ってきた

最近、娘たちの運動不足を気にしている私です。

たまには外で思いっきり体を動かさなければ・・・

と思い土曜日にズーラシアに行ってきました。

療育手帳を取得しています

上の娘は発達障害がありASDとADHDが混合しています。

程度はと言うと恐らく軽い方なんだと思います。

小学校では支援クラスと普通クラスの丁度間らへん。

この、間らへんと言うのが非常に過ごしにくい!!

支援クラスに行けば娘にとってはちょっと物足りなくて

普通クラスで過ごしていると周りのお友達と同じペースで付いて行くのに

時々息切れしてしまうのです。

こういう子が世界中にもいるわけですが

なかなか理解してもらえなくて生活がしにくい、生きづらさを感じる人がいるのです。

娘は『愛の手帳(療育手帳)』と言うものを持っています。

愛の手帳は知的障害の人に交付されるのが普通なのですが

娘の場合

療育センターでIQテストを受けた時は79

特総センターで受けた時は少し高い84でした。

数値的にはやはり知的の遅れと言う程ではないが

定型発達と呼ばれる周りのお友達からすると少し低い数値なのです。

いわゆる『境界知能』と言われる部類に入ります。

他の地域の基準はよくわかりませんが

横浜市の場合、ASD(自閉スペクトラム)と診断されている場合は

特にIQが低くなくても「生活をするのに困っている。」

というところに理解を示してくれているらしく

愛の手帳を交付してもらえるケースがあるのです。

娘の場合も、特にその部分が考慮されたようです。

愛の手帳を持つことが出来ると中学生に入った時に

進学の情報をもらうことができるので取得しておいた方がいいかもしれませんと

特総センターの方に言われたので申請をしたのですが

その他にもお出かけの時に活用できる場所があり

使わせてもらっています。

愛の手帳を活用しズーラシアへ行きました

娘が取得している愛の手帳は一番程度の軽い『B2』と言われるものなので

電車の割引はありません。

しかし、市営バスやこの辺では相鉄バス、神奈中バスなどで割引料金で乗ることが出来ます。

子供料金と介助者大人1名のそれぞれが半額になるのです。

境界知能なのでしゃべることも見た目もほとんど普通の子と同じ感じなのですが

やはり少し疲れやすかったり我慢をする部分が欠けているので

こういう時にバスを使えるとすごくありがたいと思うことがあります。

さて、電車とバスに乗りいよいよ楽しみにしていたズーラシアに到着です。

少食な娘なので朝ご飯もパン一枚のみ。

当然、そんなんじゃすぐにお腹がすきますよね。

ズーラシアに着いたらまずはお昼ご飯からかな。

と言うわけで偏食娘が食べられそうなものがあるレストランを探してみると

北門を入ってすぐのところにあるとの情報がホームページに載っていたので

バスは正門ではなく終点の北門まで乗っていきました。

まずは入場券を購入します。

とここで驚きました。

ズーラシアは愛の手帳を見せると本人は無料。

そして何とすごいことに介助者2名も無料になるのです。

土曜日は小学生は元々無料なんですけど一応見せてみると父、母も無料にしてもらえました。

下の娘は未就学なので元々無料というわけで

家族4人全員無料で入ることが出来ました。

しかも更に、園内のバスもチケットを買わなくても

入園券でバスに乗れるのです。

最初は「バスには乗らないよね~。」なんて言っていたのですが

段々と気温が上がり途中まで動物を見ていたのですが

上の娘も下の娘もいつの間にかグッタリとしてしまいました。

ミーアキャットも暑くてダラ~っとしていました(^^;

ガラス越しに背を向けて寄りかかっているんです(⌒∇⌒)

上の娘はお腹すいた、暑い、寒いなど当たり前の体の状態を素直に表に出します。

多分、同じくらいの歳のお友達と比べるとやはり『我慢。』が苦手なんですね~。

やりたくないものはやらない!

授業中もやりたくない時は机に突っ伏してやらないそうです(;’∀’)

周りがきちんとやっていようが関係ない。

わがままとはまた違くてこれも発達障害の特性なのです(・_・;)

理解されにくいんですけど・・・

と言うわけでやはり園内バスはありがたかったです。

入園チケットを見せてバスに無事に乗ることが出来ました!(^^)!

ズーラシアはとても広いので1日で全部を回るのは

娘たちには厳しいのかなぁ~と思いました。

これから夏に向けて暑くなるので、また涼しくなったら残りのエリアも

制覇しに家族で出かけてみようかなと思っています。

いつも喧嘩ばかりの姉妹ですが

最近は上の娘も自分優先なばかりではなく妹の面倒もしっかりと見ている時が多くなりました。

発達障害ではあるけれど人を思う気持ちは一緒なんですよ。

楽しそうに道を歩きながら仲良く過ごしていました。

こういう姿を見ると母と父は嬉しくなります。

周りのお友達に遅れを取っていようが、娘なりにきちんと成長しているのです。